アプリ お薬手帳と服薬管理
退院した後、服薬管理のアプリを利用するようになりました。
最初に考えたのはお薬手帳をアプリにすることです。以前は、お薬手帳は作ってはいたものの、薬といっても風邪ひいた時だけとか一時的なものだったので、あまりその重要性を感じていませんでした。だいたいいつも持っていくの忘れてたし。でも、今回、この病気になって、なにかあったら薬の説明をしないといけないということで、お薬手帳の重要性が身に染みました。というわけで、お薬手帳のアプリをまず探しました。
それと合わせて、プレドニンを飲み忘れるとたいへんなことになる、ということで、服薬も管理できたらいいなと思って、服薬管理アプリも探しました。ちなみに、私の服薬は、毎朝飲む薬が5種類、毎食後に飲む薬が1種類、月1回飲む薬が1種類です。
何がいいかわからなかったので、とりあえず人気がありそうなアプリをインストールして試してみました。それで分かったのは、1つのアプリでお薬手帳と服薬管理ができるものはなかなかなくて、別々のアプリにしたほうがいいかなということです。
とりあえず試したアプリの個人的な総合評価は以下です。
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■EPARK
お薬手帳 ◎ 調剤予約も可能。薬局で割と使われてるらしい。
服薬管理 △ 服薬アラートはあるけど、服薬したかどうかの記録はできない
<コメント>服薬管理については、単にアラートがでるだけなので使えません。お薬手帳としては見やすいしシンプルでよさそうです。
→ 使用してみたレポートはこちら
■おくすり手帳Link
お薬手帳 ◎ 処方箋を事前に薬局に送付できる。
服薬管理 〇 アラート、服薬記録、残数管理ができる。処方箋のQRで薬の登録できる。
<コメント>両方の機能を持っているのはこれぐらいしかなかったけど、服薬チェックするたびにサーバとリンクするが煩わしいです。
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■MyTherapy
お薬手帳 × 機能なし
服薬管理 ◎ アラート、服薬記録、残数管理ができる。薬の登録は手入力のみ。
<コメント>アラートの出方とか、ワンクリックで服薬チェックできるとか、残数管理など、服薬管理としては一番使いやすかったです。薬の登録が手入力しかないのと、カレンダ表示がないのがちょっと残念。
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■お薬ノート
お薬手帳 × 機能なし
服薬管理 〇 アラート、服薬記録ができる。残数管理なし。薬の登録は手入力のみ。
<コメント>服薬チェックで、1日分の薬の一覧がでてくるので、そこから朝の分だけとかチェックを入れていくので、自分で一応注意してみないといけないのがちょっと面倒くさい。また、残数管理できないとか、ちょっとずつ残念な感じ。
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■薬いつ飲む?
お薬手帳 × 機能なし
服薬管理 ◎ アラート、服薬記録、残数管理ができる。QRコードでの薬の登録できる。
<コメント>処方箋のQRコードで薬の登録できるのが便利です。服薬チェックは朝、昼、晩、と別れてでてきて、ワンクリックでまとめてチェックできるのはよい。
→ 使用してみたレポートはこちら
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服薬管理アプリを使ってみて、アラートと服薬チェックができるのは当然なんですが、残数が確認できるほうがいいなと思いました。通院で先生が処方するとき、残っている薬を効かれるので、だいたいの数がすぐ確認できると便利です。
お薬手帳としては、「EPARK」「おくすり手帳Link」を試したけど、お薬手帳としてはどっちも機能はそんなに変わらない気がします。なんとなく、EPARKのほうが見やすい気がするのと、「おくすり手帳Link」はなにかとサーバと接続するのが煩わしいので、EPARKのほうがいいかなと思ってます。
お薬手帳は、大手の薬局だと専用のアプリをもっていたりするので、自分がいつも使う薬局がアプリ出しているならそれがいいのかもしれません。でも、私がよくいく薬局ではアプリは出してないみたいなので、いまのところは調剤の時はEPARKをみせています。
少々サーバ接続が煩わしいけど、「おくすり手帳Link」は服薬管理の機能も一通りそろっているので、これ一つでお薬手帳と服薬管理をすます、というのもありかなとは思います。
服薬管理は、それぞれ一長一短があって難しいのだけど、アラートの出方、服薬チェックのしやすさ、薬の管理(登録、用法、残量など)の柔軟さから、とりあえずはMyTherapyがいいかなと思ってます。
それぞれのアプリの特徴はそれぞれ別の記事で紹介しています。


